複雑で多様化する現代。店内は、アンティークな家具、庭には癒し度の高い空間(パワースポット)が広がっているお店です。冬は暖炉に癒されます

カフェブロッサム繫昌記

最近、ヒルズ付近の書店に立ち寄り、本を探していたら、サンフランシスコのフォトグラファーに「写真をとらせてもらえないか?」と
尋ねられた。手に持っているのは、M型ライカではないか!!「ノープロブレム!」と答えて、撮って貰いました。

ヨーコさんに見せたら、「これで、カッチャンの葬式写真が出来たと!」喜んだのでありました。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。

後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。

  • 今週、土日、本日同様、秋雨続く日々ながら、店、終日賑わう。
    鹿島、横浜よりわざわざ、来店される人あり。ありがたし!
    最近、サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』
    書店の棚に多くみうけられ、帯に新訳と記にあり、目にとまり、もとめ、読む。
    確か、40年程以前読んだものであるが、小説の内容面白く、いっきに、読了。
    アメリカのよき時代、揺れ動く青年の視点を中心に展開するつかの間の物語であるが当時の自分の姿なぞ、思い出されて、若返った気分になる。
    あの頃は、国、貧しく、小説の中に描写される、豊かな国の生活にあこがれ、しかし、作中に自分と同じく、大人の世界に戸惑いながら入っていく、主人公に共感をえたこと、しきりであった。
    その時代、日本にては、安保闘争、学園紛争、ベトナム反戦運動さかんに起き、若者のエネルギーが熱く燃えた時代であった。
    一方、私は、そんな激動する社会の影響をうけつつも、登山の魅力にとりつかれ、リュックを背負い信州、上越の山々を渡り歩く日々を過ごしていた。
    アメリカはベトナム戦争に敗北、しばらくは、その挫折感が、社会全体を覆い、陰鬱な時代におちいるが、小説は、それ以前の、古きよき時代を生きる、青春物語であった。
    壱篇の書が、忘れていた吾が充実した青春時代を思い出させてくれた。感謝多。