鬱々と,心,さだまらぬ時節を過ごしていたのであるが,久しぶりに慶事あり。
深草に住まう,知人を訪ねた折,絵を見せられた。隅々まで力みなぎり,作者の画
風,確立せしモノであった。描きては,婦人という。
聞けば,ある作品は県下芸術祭で賞を受けたという。まことに天晴れな婦人である。
今年はそののりで上野にも出展を目指し,創作活動に余念なきとみうける。この飛駒
の地に画家誕生を知りて,心晴れたる一時を得る。ありがたきかな。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。