敷地、南東に水仙の花、一輪咲きようやくにして、この地春となる。本日、ワイルドフラワーズ、ライブ、ライブ盛況に始終す。明治、大正文学にひたる吾が日常に、今を生きるひたむきなる若者の歌声は一興の値在りて、景色の変わるが如く、我が心身を、さやけき春の野舞う風の如く、朗らかにす。関係諸氏に感謝多。「明月記」に示『世上の乱逆・追討、耳に満といえどもこれを註さず、紅旗征戎、吾が事にあらず・・・・・・』。やんぬるかな!

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。
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2003年3月24日(月)晴れ、南風
昨日より、春らしい天気続く。(長い冬が終わりほっとする)庭の水仙も蕾をもつ。愛犬達と一緒に庭で食事をされるお客様もボツボツ現れる。土曜日は、飛駒の奥に新進陶芸家の窯を見学する。作業中のところを見学したのであるが、そのありようは生き物の如く窯はあちこちに在る穴より盛んに火を吐き、轟々と音をたてる。あたかも火の神が窯の中で怒り狂い暴れているようなありさまであった。驚くべき!火入れ口よりのぞくと真っ赤に輝く作品が見えた。どのように仕上がるのかが楽しみである。戦争の報道やや落ち着く。
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2003年3月17日(月)雨
春雨寒、水戸より、ブルーグラスバンドの皆さんが来店、他のお客さんを交えて楽しい演奏会となる。当店、春の演奏会の日程は、5月3日に統一。アイリッシュ、ブルーグラス、オールディーズに決定。中東情勢風雲急を告げる。
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2003年3月16日(日)陽春
ようやく春めいてくる。待ち望む春もあと一歩のところまできている。庭でさえずる小鳥たちの声も、こころなし元気で格調高く聞こえた。水仙の葉も大分伸びる。先週末より、ジュリア女史京都に出掛ける。彼女は、スローな空気の漂う厨房に突然乱入し、怒涛の如くの勢いで、むやみやたらと色々なものを作り、われらの脳裏に明瞭なウクライナの存在を刻み付け去っていった。この1ヶ月半は、彼女がまるでわれら二人をむんずと両脇にかかえ、いきなり全速力で走り出し、家人も私も、気がついてみると、不思議な場所に連れていかれてしまったような心持であった。兎も角も、学ぶところ大、感謝多。昨夕は店を早めに切り上げ、佐野のアウトレットモールに出かける。場内、アメリカでなじみのあるそれであり、真新しい為か、光り輝いている。常日頃親しんでいる、佐野の街とはまったく異なる空間にスペーススリップしたようで楽しい一時を過ごす。その為か、帰路、目にする佐野や足利の街はあまりにもきたなく、うらさびれて空虚に映る。
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2003年3月8日(土)晴れ
やや風あり。外気温11度。日差し暖かく春めいてくる。長い冬が過ぎ行く感あり。ストーブの薪も残り少なくなった。