フォンディュ相変わらずの人気にてしかも外にて爽やかな気分のもとに人の食を眺めるも愉快。夕刻ハイティーも定番となる。近頃仕入れし新しき葉にて試飲する。飲んだ瞬間に脳髄の真を刺激される感あり。その力強さに驚く。その後ミルクを添えて飲むこと数回。ミルクが程よくお茶のとげのある所を包み込み「これがあれか!」にわかには信じられないほどの化け様。上等のクラレットのワインを飲むがごとき感あり。食にては地味なイギリスの名が紅茶にてその誉れを輝かす所以を信ずるに足るを知る、誠に有意義な日であった。しかも本日のスコーンの出来具合は誠によかった。粉の風味、焼き上がりの色、口に入れたときに広がり行く香り。その後に飲むミルクティーの高貴なる香りとの融合。このスコーンに其れを受けるこのミルクティー、役者はそろった。その感想をありていに料理人に述べれども我料理人「何をいまさら!我技量の深遠なるを己は今にして知りおったか!お主もタワケノ者よ!」とでも言いたき素振りにてにてちらりと目を合わせ忙しく料理を拵えているばかりであった。最近は乏しい棚の中より「シャンベルタン」が出てきた。然る所より戴きて忘れていたものである。その相棒の食材を考えるのに頭を悩ます今日この頃なり。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。
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2001年5月20日(日)
本日は昨日に続き誠にカフェブロッサム日和となる。雲なく風のどかにふき、程よく乾燥しており虫もいない。これぞ目指した原風景。お蔭様でお客様も三々五々みえられサービスもつつがなくいきわたり、新メニューのハイティーも好評である。試食をしてみたがスコーンの焼き具合、粉の力強さ、フレーバー、旨みの程よく上等に仕上がり、サンドウィッチも美味しかった。空気も乾燥していてミルクティーと大変良く合いました。店じまいを終え空を見上げると星がいちめんに輝いている。さてもさても来週はお楽しみ。草取りもほどほどに出来ました。
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2001年5月14日(月)
このところ爽やかな天気の日々が続く。本日、近所の「ドンキホ-テ」の大沢さんと久しぶりにゆっくりとお話をさせて頂く。人生の先輩である。お互いの人生観や世評を意見の交換をいたし盛り上がりました。結論的にはお互いの環境ずくりはそこそこイイ線を行っている。尚一層お互いに感性を磨き自分達の周辺環境をより完成度の高いものにして行こう。そのような事を意見交換させて頂いた。裏庭を見せていただきエネルギーの集積度の高さを感じた一日であった。
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2001年5月7日(月)晴れ
昨日は晴れ、皐月の晴。申し分ない晴れ。来客多し。その数百余名なり。5月5日の混乱を反省し料理人との十分なる打ち合わせの後、仕事にかかる。その為、サービスも比較的スムースに行われ、追加なぞも即座に対応出来た。多忙なる一日を閉じたとき、連休の疲れに襲われたが、同時に無事連休を乗り切れたと云う充実感も沸いてきた。店を閉めて料理人と二人外に出てみれば木々の間より青白き月こうこうと一面を照らしている。思わず一声「Oh!Blue moon of Kentucky」。誠にブルーグラスな日々でありました。おこし頂だきましたお客様には心より感謝申し上げます。後に評判を聞くところによると5日の混乱の中、家族全員一所懸命お客様に対応していることが自然と客席にも伝わりほのぼのとした方々も有る由、当方としてはそれに甘えず研究努力に勤めます故、料理人ともども皆様には今後とも宜しくお願い申し上げます。尚、好評を得たシチューはこれにてお休みさせて戴いて、また寒くなる頃よりメニューにあがる事になりました。其処らへんを料理人からもくれぐれも宜しくとの事であります。バンドの皆さんもお疲れ様でした。また来月宜しくお願いいたします。
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2001年5月5日(土)うす曇時々日が差す
11時を回る頃バンドのメンバー到着。続いてお客様も三々五々来店。厨房よりバンドの皆さんの早めの昼食を用意して食器を外のテーブルにご用意させて戴くまでは順調に事が進んだのであるが、お客様殺到しその整理に掛り、間をはずす。演奏はすでに始まり、お店はお客様のサービスに追われ、そのまま夕方の5時ごろになり、おそーーーい昼食をかろうじてご提供申し上げる。後悔することしきり。チーズフォンディュ、シチューの人気益々高まり12時半にてシチューは売り切れる。フォンディュのチーズ底をつき慌ててスイスに空輸の手配。来週にはフレッシュなチーズが届きますので御期待下さい。ハーブティの材料もなくなりこれは仏蘭西に手配。誠に多忙なる日となる。客席、店の内外、人で満たされ厨房も一時混乱をきたすが、その最中にもお客様からほんとに美味しいとお声を掛けて頂き、混乱の中恐縮するばかり。この時すでに我らアンティークな頭は油切れ状態になる。4頃になりやっとどうにか平常に戻る。気がつくと太陽は西に傾き、やわらかいひかりが木々をつつみ神様のほほえみをうつす。東京や遥か京都方面から来ていらっしゃったお客様、勿論、御贔屓にしていらっしゃるお客様、本日は行き届きませぬサービスにて、申し訳ありませんでした。心よりお詫び申し上げます。又途中にて帰られた方々大変失礼をばいたしました。今後音楽を聞かれる方は午後の4時頃からのご来店をお勧めいたします。ともかくも150人のご来店戴いた皆様には店主より篤くお礼を申し上げます。本当に有難う御座いました。厨房の料理人も燃えています。皆様には今後とも変わらぬご愛顧をお願い申し上げます。バンドの皆さんも一日ご苦労様でした。さて、私はと申せば、ここでとっておいたシガーに有難く火をつけ満足なる一日を思いやるのです。多謝。 後日箪。この原稿を見て、我料理人曰く「燃えてない! もう今日はおきび状態だ!」と一言を発し厨房へと消える。
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2001年5月4日(金)程よき晴れ
昨日とは打って変わり晴れ。昼頃より来客あり。続けてとぎれず6時まで続く。その人数約100名。古いお客様が戻ってきた。再会の喜びしきり。ホームページを見ての方感激して帰る。曰く「コンなところにこんな素敵なお店信じられない。」料理人明日の準備怠らず。フォンディュ、シチュウ、サラダの人気衰えず。
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2001年5月3日(木)曇り
日中の外気温13度。冬に戻りたる心地。薪ストーブに火を入れる。チーズフォンディュ好評成り。シチューも完売。多忙なる日々続く。庭にて鶯の鳴き声爽やか。