複雑で多様化する現代。店内は、アンティークな家具、庭には癒し度の高い空間(パワースポット)が広がっているお店です。冬は暖炉に癒されます

カフェブロッサム繫昌記

最近、ヒルズ付近の書店に立ち寄り、本を探していたら、サンフランシスコのフォトグラファーに「写真をとらせてもらえないか?」と
尋ねられた。手に持っているのは、M型ライカではないか!!「ノープロブレム!」と答えて、撮って貰いました。

ヨーコさんに見せたら、「これで、カッチャンの葬式写真が出来たと!」喜んだのでありました。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。

後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。

  • 予報、曇後雨であるが晴れて夏の陽気となる。先日来、打診うけていた、英車ローバー愛好会、オフ会の駐車場整備のため早朝、草刈をする。外気温、上昇中なので食事テーブルを、涼風に囲まれた木立の中に移動、万端準備す。
    御一行11時15台、連ねて到着す。壮観であった。主催者氏、付近にあまり見かけぬ趣味の持ち主である。真空管を自作すると言う。昂じて4月には本まで出版してしまった。
    「情熱の真空管アンプ」出版社: 日本実業出版社 ; ISBN: 4534037406 ; (2004/04/15) である。順調に増刷続いている。趣味もここまで突き抜けていると感服するばかりである。
    さて、心待ちしていた、どんぐりの実で育つ豚の「ハモンイベリコ」がスペインより届いた。生ハムにして15ヶ月熟成したものである。専用スタンドに骨付きの本体を固定、十分に上皮を削ぎ落として、早速、薄くスライスした肉片を口に入れてみると、上品な香りが口腔に広がり幸せな気分になった。この瞬間、つくづく店を始めて「よかった!」と思うのであが、ジュリア女、家人、スタッフは総反対である。
    歩留まり悪く、原価率アップの要因となり、「儲からないからいくら美味しくても駄目だ!」と彼等の弁である。しかし、私は、世の中、算盤だけではないと思う。
    少しは心意気を発揮して自分で納得した世界を描いてもいいではないか。だが、若しも、そんなことを正面きって抗弁しようものなら、何しろ敵はハイIQな連中だから機関銃の弾のごとくにまたひとくさり日頃の文句が限りなく降り注ぎ、挙句の果てに吾が気ままな生活における周辺のことにまで批判がおよび、敗北を帰する結果となるのは、日を見るより明らか。
    従って私は、下を向いて、無言でじっと堪えるのである。
    我が方は、気分転換に葉巻でも吸わないと生きて行くことも出来ない、我人生は「辛い」の一語なのである。

  • 早朝草を刈る。外気温15度、終日肌寒い一日ながら、水曜日、地元テレビに紹介され、昼時より店内賑う。シュガーヒルバンドの練習もあり、午後の一時、心地よい音楽ただよう。「別天地にいるようだ!」と誉める方多。有難きかな。新しいオリーブオイル届く。

  • 窓よりながめる雨は緑を磨くように降る。終日、人絶ずして薄暮閉店。サーヤ昼寝をしそこなう。
    連休初めの恒例音楽イベント、昨、土曜のライブ、天候に恵まれ終了、今期、前半行事を乗り切り胸のつかえ、とれるがごとく落着す。
    この頃、執着するは、次なる料理の工夫のみ。家人、ジュリア女を交え3人、互いに意見交換、最良なるフーズを模索する最中、Fine Cooking最新号届き、暫時試作、試食を繰り返す。マイクロビオテック傾向鋭。
    輸入せしオリーブ油の通関、明日にて完了の報を得る。
    最近「コールドマウンティン」を観る。物語の風景、衣装、音楽、スクリーンに映し出されるもの、ことごとく我が心を魅了。