うららかな春の日となる。この頃、午前中、サーヤ、庭の陽だまりに横たわり、のんびりと日光浴を楽しむこと多し。
昼寝の時間も少なくなり戸外うろうろする姿を、店の窓よりしばしば見かける。
そんな元気なサーヤであるが、聴覚はめっきり衰えてきたとみえ、例えば、私が庭に出てその姿を見ながら、名前を呼んでも、方向違いの彼方に顔を向けるのである。何回か呼ぶうちにようやくこちらに気付き顔を向けるありさまである。
今日、あらためて、体を調べていると「いぼ」のような物や脚の付け根には、しこりのようなものが少し大きくなってきたのである。年はとっても、なにわともあれ当店の看板娘、心配になり、行き付けのK病院に連れて行く。
先生曰く「サーヤちゃんも器量のよいのはおとろいていないわねェ~」「でも、年をとると色々出てくるから、気になるようなら手術をして治しましょう」ということになり、入院することになった。本人は帰りたいとしきりに鳴くのであるが、先生に宜しくお願いをし、サーヤには、よく因果を言い含めて、一人病院をあとにした。
夜になり、家人は「ナニが居ないとさびしぃ~」と言うこと頻りである。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。
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2004年3月21日(日))晴れ
中旬より寒暖差激しい早春つづくが、店には蓄えた薪が十分にあり、快適に過ごせること有難し。雨降りて、地の青さ増し、林に野鳥の気配盛。
連休のイベント日程、5月2日(日)と決り、これより準備に取り掛かる予定。
本日は常連のお客様、新規の方々入り混じりほどほどの賑わいとな。皆様に感謝多。