複雑で多様化する現代。店内は、アンティークな家具、庭には癒し度の高い空間(パワースポット)が広がっているお店です。冬は暖炉に癒されます

カフェブロッサム繫昌記

最近、ヒルズ付近の書店に立ち寄り、本を探していたら、サンフランシスコのフォトグラファーに「写真をとらせてもらえないか?」と
尋ねられた。手に持っているのは、M型ライカではないか!!「ノープロブレム!」と答えて、撮って貰いました。

ヨーコさんに見せたら、「これで、カッチャンの葬式写真が出来たと!」喜んだのでありました。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。

後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。

  • 本日慶事あり1、満員御礼。雪の降るのを危ぶむような曇り空にもかかわらず来て頂いたお客様達に感謝。この一年神のご加護の多なるを!2、赤ワインの大当り。拾年余、店の棚に置忘れたる、目立たない赤ワインをあける。なんと・・・・・!!!!。当りである。客人に供する前に毒見をした。信じられないしとやかな舌触り。余韻を残すほのかな甘味。この味わいを最後にめぐり合ったのはいつの頃か。ボルドーのどこのシャトーのワインであったか思い出すのに時間がかかった。清純な乙女のくちづけを一瞬の刹那にうけその余韻に、これは夢なのか、現実なのか、迷う一瞬の心持ある。思わずボトルを見なおす。間違い無い。ニュージーランド産であつた。貯蔵したるワイン、世評に高き物から開け、残ったものは平凡な期待もせぬものであった、その一本がこれだった。それがこの十年あまりの歳月をかけて化けたのだ。可愛いやつ、思わず瓶をなぜた。注文した客人もなかなかやる。味わった後、お変わりのオーダーを出した。赤ワインあなどりがたし!ワインの奥の深さを教えられた一日となる。口にしてから、すでに8時間は経過しているにもかかわらず、今に至るもその余韻的記憶が残る。ワインは飲む人を幸福にさせてくれる事を改めて学んだ日であった。もっと下世話な表現をすれば「宝くじに当ったとき」の心境である。天は我を見捨てていない!。これからもすなおにこの道にも精進することを誓います。3、夜空、ますます怪しく輝き我を誘う。普段の夜空より多くの星達が輝いていた。今夜はひとしお寒くなりそうである。天の恵みに感謝多。