複雑で多様化する現代。店内は、アンティークな家具、庭には癒し度の高い空間(パワースポット)が広がっているお店です。冬は暖炉に癒されます

カフェブロッサム繫昌記

最近、ヒルズ付近の書店に立ち寄り、本を探していたら、サンフランシスコのフォトグラファーに「写真をとらせてもらえないか?」と
尋ねられた。手に持っているのは、M型ライカではないか!!「ノープロブレム!」と答えて、撮って貰いました。

ヨーコさんに見せたら、「これで、カッチャンの葬式写真が出来たと!」喜んだのでありました。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。

後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。

  • 朝より布団を干す。この頃、頭は、頻りに回顧モードになる。ヨーロッパ武者修行の途中、イタリアのジェノーバの港で、ヨーロッパやアメリカの青年たちに混じり、海水浴を愉しんだことがあった。今からかれこれ56年前の思い出だ。あるボーイが、海に潜り、海底から、石を拾い、誇らしげに皆に掲げて見せるのだ。それを見て、周りの連中も俺だって、俺だってという思いで、海に飛び込んだ。余輩も勿論そのひとりだ。港の海底であるから、かなり深い。水深は二十メートル程であったろうか。皆で夢中になり、競争のように、たわいない石集めをやっていると、塩辛い海水が口に入る。これがたまらなく辛い。そうやって、皆で、付近のバールの席に集まり、エスプレッソで口直しをするのだ。余輩はその頃、日本橋の丸善に出掛けると、丁度そのころ、エスプレッソマシーンが現れ、おそるおそる、注文して飲み方を教えてもらったことがあったから、皆で席に座り、角砂糖をたっぷり入れ少しづつ滴れるものを喉に流し込み口を癒す。そんなことを皆でしながら、次に向かう場所を決めるために、お互いに情報交換をするのだ。気分が一段落すると、皆たちあがりまた海岸に戻る・・・・。そんな思い出に浸っていると、無性にエスプレッソが飲みたくなり、付近のスタバに出掛け、エスプレッソを愉しんだ次第だ!