飛駒、9時半の外気温は8度。この頃の通勤途中の野山の色が日々変化して面白い。山も新芽が爆発しそうな風情をみせる。周囲に花が咲いているので、切り取りいける。鶴嘴で雑草の深い根を掘り起こし、取り除く。頻りに鶴嘴を振り下ろすから、息が切れ、暫し休憩し再び作業を続行する。昼に至り、小山方面より人来。暖炉に火を入れ、お肉を焼いて供する。昔、だから、十五年前に来たと言う人なり。店を終了して、暫く、窓より庭を眺める。雨が緑を浮き上がらせ、風情この上ない。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。