今日は、知り合いのお客様に頼まれ、昼に店を開けた。太田方面より来する人達だ。幅広く仕事をしているようだ。暖炉に火を入れ、ステーキを供する。黙々と食べ、「ため息が出るほど美味しかった」と言うなり。帰宅後、暫く、陽射しを浴び、「パリ左岸」を読む。時代は1944年夏のパリ解放から、1945年のドイツが敗戦をきし、フランス人の捕虜達が列車で帰国する頃の詳細を記す部分だ。トニー・ジャットの「ヨーロッパ戦後史」を思い出した次第だ。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。