朝より湿度があり、足利方面より北を望むとやや霞んでいる。この季節は自転車通勤での身支度が微妙だ。襟なしの長袖を羽織れば十分であろうと思っていたら、「勝っちゃん!自転車で走るんだから、冷えるからベストと襟巻ぐらいしていかないと、風邪をひきますよ!」と上の方から、ヨーコさんの声がして、それではと念のためダウンのベストを引っ張り出して来た。走り出してみるとなるほど丁度良い。しかし、須花トンネルの手前の坂道にさしかかる頃には、流石に襟巻は暑いので、首から外して登った次第。行楽日和となり、電話が次々と入り、ローストビーフも売り切れ、老輩は終日暖炉の前で焼き物に専念する也。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。