カズオ イシグロ氏がノーベル文学賞を得たと報が頻りにある。素晴らしい!私たちがこの作家を知ったのは、映画「日の名残り」を観て、「いい映画だねぇ」と話していて、原作者がカズオイシグロとあったので興味を抱き、検索をすると、我等よりも一回りも若い人で、驚いた次第。というのも、映画の内容は1930年代あたりの英国貴族がドイツのヒットラー政権に理解を示し、交流する様が描かれた時代背景の中に、主人公の執事が邸宅に訪れる、上流階級及び政界の立役者の世話をするという前段があり、当然、当時を生きた年配の著者でないとな描けないと勝手に想像していたところが、我等より一回り年下の人だと知り、ヨーコさんと一緒に「達者な作家だねぇー」と驚いた事を思い出した次第也。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。