今年も柊の花が咲をラジコいて、あたりに上品な香りが漂う。今日は風もないから、苔の周辺の草取りをしていても、息をするごとにこの匂いを味わえるので気分が良い。昨夜、気の合う友人3人で歓談をしたが、思いの外、各人とも老化が進んでいるように思う。話をしていて、固有名詞の処でまでくるとそれがよくわかる。ほとんどと言っていいくらい、固有名詞が出てこない。そうすると、互いにデジタルディバイスでもって、検索をかけたり、siriに向かって叫んだりして、しかし、もう別の話題に話は移動している時に、突然、固有名詞が飛び込んでくるから、頭の中が混乱して、我ながら如何してこんなことになってしまうのだろうと、絶望的な気分になるが、そんな事を口に出しては相手が可哀そうだから、たぶん、傍から見れば、自分もそう見えるのだろうから、お互いさまと思う次第也。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。