複雑で多様化する現代。店内は、アンティークな家具、庭には癒し度の高い空間(パワースポット)が広がっているお店です。冬は暖炉に癒されます

カフェブロッサム繫昌記

最近、ヒルズ付近の書店に立ち寄り、本を探していたら、サンフランシスコのフォトグラファーに「写真をとらせてもらえないか?」と
尋ねられた。手に持っているのは、M型ライカではないか!!「ノープロブレム!」と答えて、撮って貰いました。

ヨーコさんに見せたら、「これで、カッチャンの葬式写真が出来たと!」喜んだのでありました。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。

後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。

  • 午前中は涼。今日はローストビーフの予約は入っているので、早朝より自転車で飛駒に出掛け、ローストビーフを焼く。11時には予約の御一行が来。外気温は24度。極めて涼。続いて三々五々人来。その中の人が「12年ぶりにお店に来ました!」「風景が変わってしまっていて、どうかな、どうかな!と言う思いで辿り着けました」と言う。その、12年前は我等の全盛時代!2005年の秋にはヨーコさんの好きな「ターシャチューダ」に会いにニューハンプシャーに出掛けたのである。小澤征爾の大ファンである愛妻は、「タングルウッド」という、道案内を見て、「勝っちゃん!ここはボストンフルハーモにのサマーコンサートをする所なのよ!」と頻りに弁じていた思い出などを話して聞かせたら、偶然にも同伴のお嬢さんは声楽家志望の学生で、近日、小澤征爾さんに音楽の手ほどきをうける予定だと謂うではないか!更に、ヨーコさんの晩年、時々、好きなモーツァルトの「魔笛」の事を、老輩に話すことがあって、話がそこに及び、そのお嬢さんは将にその魔笛に出て来る有名な「夜の女王のアリア」を歌っていると言うのだ!驚くべし驚くべし!店が終了して4時半に帰路につく。途中、買い物をして家に戻るころには宵闇迫る頃となっていた・・・。