夕方より飛駒に出掛け、近所で貰った、梅の伐採したモノを薪に拵える。梅の樹は小割にすると、いい香りがする。どこかで降ったのであろう、涼しい風も吹いてくる。ふと、庭先に目を向けると、ヨーコさんが晩年に植えた、ユリが一輪開いたではないか!傍の椅子に腰を下し、ユリのはなを眺めていると、愛妻が庭仕事をしている姿などを思い出して、風情ひとしおである。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。