複雑で多様化する現代。店内は、アンティークな家具、庭には癒し度の高い空間(パワースポット)が広がっているお店です。冬は暖炉に癒されます

カフェブロッサム繫昌記

最近、ヒルズ付近の書店に立ち寄り、本を探していたら、サンフランシスコのフォトグラファーに「写真をとらせてもらえないか?」と
尋ねられた。手に持っているのは、M型ライカではないか!!「ノープロブレム!」と答えて、撮って貰いました。

ヨーコさんに見せたら、「これで、カッチャンの葬式写真が出来たと!」喜んだのでありました。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。

後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。

  • 終日春雨。店は無来店。炉辺独読書。ラジオでテロ対策法案の報有。明治43年にあった、大逆事件の事を思い出す。他、特に記す事。石川啄木、徳富蘆花が居た時代の話した・・・・。話題の某学園スキャンダル、防衛大臣の出自・・・。何かが逆戻りしている感頻り也。

  • 最近、イギリス人の歌手ベラ・リンさんが100歳記念でアルバムを出すと云うニュースをみた。ヨーロッパの大戦、特に「バトル・オブ・ブリテン」と称されるイングランドをナチスドイツの攻撃から防ぐ「祖国防衛戦」の戦記などを読んでいると、「The
    white cliffs of Dover」や「We meet again」などという当時流行った流行歌の名前が各所に出て来る。今は、簡単にYou
    Tubeで検索すると簡単に聞く事が出来、そうすると1940年の歴史時代に容易に浸ることが出来るから、これらの曲はよく聞いていた。その時代はイギリスの人々は、戦時中の耐乏生活の真っ最中だ。老輩も幼年時代、困窮時代を体験したから、ベラ・リンさんの歌には、殊更に親しみを感じるのだ。今も健在だと知り驚く次第。

  • 朝より晴れ、自転車で出勤。飛駒の谷に入ると、周囲の山麓に旬の野鳥のさえずりが響き渡る。こういう鳴き声を耳にすると、出発して一時間ほど自転車をこいで、疲れてきた筋肉が元気になるんです。不思議です!車で通勤したときには味わえなかった、気分を体験する次第。

  • 朝より晴。自転車で出勤。須花坂を登る途中で、鶯の初音を得る。今日はすっかり春の陽気だ。ローストビーフが焼きあがってから、外に出て、暫く庭の手入れをする。ミントの立ち枯れになった茎を片づけ、落ち葉が吹き寄せて積もっている処を、整理する。地面の草も取る。ついでに薪割もする也。

  • 朝より晴。今日も布団を干す。陽射しを浴びて読書。昼、フキノトウのパスタを拵え飯。午後、読書。夕方より、貸し切り宴会のローストビーフを焼く為に、飛駒に出掛ける。このところ「森友学園騒動」の報道頻り。備忘の為に記。

  • 朝より晴れ。布団を干す。昼、アサリを買いパスタを拵えたが、アサリに力がない。季節早々也。午後、読書。他、特に記す事無。

  • 朝より寒。今日も自転車で出勤。冬に戻った様で、暖炉を頻りに燃す。昼に至り人来。暖炉の前の席で寛いでもらう。お客様がすんで、暫く、暖炉の前で読書。他、特に記す事無。

  • 今日も自転車で出勤。最近、飛駒小学校付近で道路拡張工事が始まった。その隣にある飛駒で唯一の八百屋さんの店も壊されてしまうのだ。工事の間、仮店は何処に開くのかと尋ねると、その店はそのまま無くなって終う。その代わりに、村役場の駐車場に毎週木曜日に引き売りの車が来て便宜を計るというのだ。飛駒でも、宅配の車が頻りに行き交う。ネット通販が盛んになる所以だ!

  • 終日曇。今日も自転車で出勤。去年の今頃は、左の親指と人差し指に不具合が生じモノを掴むの事に苦労をしたが、自転車に乗るようになり、いつの間にか、それは治ってしまった。店に向かう道中、心なしか周辺の山の景色が変わってきた様に思う。ヨーコさんも生前、老輩の運転する車に乗り、今頃になると「勝っちゃん!もうそろそろ春だねぇ!山の景色も変わってきましたねぇ!」と言っていた事を思い出した次第。無来客。本を読んで一時を過ごし、戸締りをして歸。他特に記す事無。

  • 朝、6時半に自転車で出勤。早朝は結構冷え込む。名草小学校辺りまで来ると手袋の指が凍えて来る。しかも、トンネルをくぐり飛駒の谷に降りると更に激しくなる。8時には店に到着。暖炉に薪を入れ、ローストビーフを焼く準備をする。昼を回り、車愛好家の一行30台余来。ナンバープレートは都内の地名が多いが、赤いメルセデスで福岡のナンバープレートもある。終日暖炉の火を絶やさず、応対に努める。帰路、5時を回り渡良瀬河畔に到着、落日に遭遇、陽が伸びていることを実感する。この頃、デジタル世界30年後を語る本を読んでいる。老輩の30年後は生きていれば百歳を越えてしまうが、今の世の中の延長を知りたいから興味深く読める。途中でこんな一文に出会った。<<<本の持つより高次の力とは、われわれの注意を引くことだーーーそれこそが、この経済においていまでも希少なものなのだ。本とは注意を引く単位なのだ。事実は興味深く、アイディアも重要だが、唯一人々を楽しませ、忘れられることがないものは物語や素晴らしい論議、それによくできたお話だ。詩人のミュリエル・ルカイザアーが言うように、「宇宙は原子ではなく物語からできている」>>>