複雑で多様化する現代。店内は、アンティークな家具、庭には癒し度の高い空間(パワースポット)が広がっているお店です。冬は暖炉に癒されます

カフェブロッサム繫昌記

最近、ヒルズ付近の書店に立ち寄り、本を探していたら、サンフランシスコのフォトグラファーに「写真をとらせてもらえないか?」と
尋ねられた。手に持っているのは、M型ライカではないか!!「ノープロブレム!」と答えて、撮って貰いました。

ヨーコさんに見せたら、「これで、カッチャンの葬式写真が出来たと!」喜んだのでありました。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。

後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。

  • 風無く暖。午前中より布団を干す。今日は真珠湾の記念日だ!老輩はハワイに出掛けてもパールハーバーは寄ったことはない。老妻も同様だ。何故と謂うに、ある時、中国の西安を団体旅行で訪れ、城砦見学で皆と離れて通路を迷った処に、見学する室が現れて、そこは誰も人が居なかったが、日本軍の悪行狼藉を写真で展示した場所であった。後ろ手に縛られた人の後ろに刀を振りかざす兵隊の写真、首を落とされた人間の写真等が展示してある。老輩が大人になるまでには、身近な人より、兵隊の時に、中国でした事に「今でも夢でうなされる事があるんだよ!勝っちゃん!」と告白めいた事を聴くこともあった。だから、気色のわるい気分は避けたいので、ハワイに出掛けた時は、パールハーバーには近寄らなかった・・・。現役時代懇意にしていた年配のカナダ人のビジネスフレンドが「若い頃には、日本軍と戦った。戦闘機に乗ってゼロ戦をずいぶんやっつけた!」と、なにかのついでの時に聞いたが、その時は一瞬不快な心境になった。これは、何がどうのという事ではないが、仕方のない事と思う次第也。清張の「神々の乱心」を読了。渡良瀬遊水地が事件の舞台で、時代は満州事変や昭和8年頃。「満州移民団」「特高警察」と云う風に今では消えてしまった言葉がしきりに出てくる。老輩が子供の頃、敗戦、復興、高度成長というような物語が、始まる以前の時代を過ごした、大人たちの話にはそういう言葉はよく出て来たから、懐かしくもあったのだ・・・。