朝より暖。ニュースでは10月中旬の陽気になるという。だから、下着を半袖に変え、薄手のセーター、薄手で裏地の無い革のジャケットに身を整えて自転車で出かける。秋の初めに戻ったようで、名草まで快調に飛ばす。難儀なのはこの先に立ちはだかる須花坂だ。矢張り、普段より軽装で来たのが正解。登り始めて間もなく汗が出てくる。今日は「歯を食いしばって自転車をこぐ!」と言いたいところだが、生憎、入れ歯だからそんな無茶な事は出来ない・・・・。と、悩んでいるうちにどうにかトンネルに辿り着けた。此処からは、一気呵成に坂を下りルート66を北へ向かうばかりだ。昼、人来。暖炉に火を入れ、ステーキにてもてなす。邸内秋色深まる。紅葉する老年・・・呵々・・・。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。