昨日と打って変わり、快晴。足利を7時に出発、店到着8時半。外気温は13.5度。早速ローストビーフを焼き始める。先日知り合いになった少し先輩のS氏来。互いに現役時代の事を語り合う。氏は国内の事業、国内マーケットを対象として仕事であったという。老輩は80年代頃から米国、ヨーロッパよりの輸入を中心とする事業展開に属するから、恵まれていたと氏は言う。考えてみれば、其の頃はトヨタ、日産と自動車輸出が破竹の勢いで世界に広がり、同時に円高を生じさせる事になった。例えば、輸入信用状を開設して荷物が相手方より到着するのに約5カ月を要する。その場合、発注時の為替相場より円高が進展すれば3円、5円の差益が生じる。取引額が10万ドルであった場合、差益が一ドルにつき5円であれば、その十万倍即ち50万円が労をいとわず、益となるのだ。ぼんくらな老輩がどうにかこうにか、やってこられたのは、時代に恵まれた故とつくづく思い次第である。午後に至り、四国より来客在り。ローストビーフを食べに来たという。しかし、其の時は、既にそのメニューは、売り切れていた!慰めながら、仔羊、とステーキを焼いて差し上げたら、「来たかいがあった!」と頻りに謂う也。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。