この頃、なんだか頼りない心持ちがするので、浅草寺に出掛け、「なにぶんどうぞ宜しく」とお願いをする。おみくじは「凶」であった。南米からの観光旅行の人が「大吉」を引き、老輩がその意味の説明をしてやったが、その時、大吉の棒を筒に戻していなかった。その事が一寸心にかかっていたが、まだ筒の中には大吉も沢山入っているだろうと、楽観的に考えて、筒からおみくじを引きだしてみたら、凶であった。そばの横棒に凶の札を結び、再び、さい銭箱にお金を入れ、宜しくお願いする。帰路、「ステーキ・レボルーション」を観る。世界各国を美味しいステーキを求めて取材をするドキュメンタリーなシネマで、ステーキレストランのベスト10が取り上げられている。劇場をでて、駅に向かいながら、映画の内容を反芻してみたが、カフェブロッサムもなかなかいい線を行っていると思う次第。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。