昨日薄暮の青山表参道周辺をイヤホーンでバッハのシャコンヌを聴きながら散策すると、音楽につつまれ、人影が幻想的な漂いを生じて、シュールな雰囲気を帯びた時間になる。面白い経験をした。今朝は厚生病院内科に出掛け、血液、尿検査では異常がなかった。夜、孫来。apple
watchについて話をする。孫曰く「一寸チャッチイんだよなぁ」あれが2万円位だらさぁ、買ってみようかなぁと思うけど・・・。」私も肯けるところだ。ことに、現在の腕時計は数年前「カッチャンも好い年頃なんだから、これ位のモノは腕に巻いときなさい」と大枚をポンと出して買ってくれたモノだ。そういう形見であるからおろそかには出来ない。迷うところだ・・・。孫の話を聞いていて、昔、同じよな心境になった事を思い出した。ミノックスのカメラ。ドイツのこの会社が、今から40年程前にプラスチックの35ミリカメラを発売した。新しモノ好きだから東京のカメラ屋さんで現物を見てそれまでのカメラとは大分見劣りがする代物だが携帯に便利であるがしかし、値段が・・・。と、一旦は躊躇して手を出さなかった。だが、香港に出掛けた時、東京より割安感があったので、買ってしまった。使ってみると、ピントリングにシャープさは期待できないが、ジャケットのポッケに入れておいても違和感がなく行動できるので、ビジネストリップに欠かせない小道具になった。だから、もしかしたら、愚図愚図しているが、来年の今頃には左の腕に付けているかもしれない。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。