朝よりローストビーフを焼く。裏の原っぱの梅は満開。周囲に梅香漂う。少し手が空いたので、さっそく苔の周辺の草取りを始める。間もなく、来店有。作業を中止して、対応に追われる。夕暮再び草取り。手元に春の残照がとどく。心地よい光景をみたつもりなる。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。
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2015年3月20日(金)曇
朝より暫く庭の草取りをする。雨の後の地面は少し柔らかくなっていて、草取りにはやすい。午後、休息、過ぎ去りし日の出来事などを思い出し、沈思黙考・・・・。予約も入り始める。天に感謝多。
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2015年3月19日(木)少雨
予報通り少雨。家の清掃をする。昼は、天麩羅が食べたくなったので手元にある野菜を天麩羅にしてご飯を炊いて飯。You Tubeで吉村公三郎監督の1948年作「誘惑」を観る。ブルーツースで作動するボーズのスピーカーから音をとると音声もよく聞こえるので古い映画が楽しめる。原節子はいいです。すごくいい。この作品に出演したのは彼女が28歳の頃だ。続いて、小津安二郎の「秋日和」これは原節子さん引退前の作品。これを観ると、彼女が引退を考えた事が少しわかる様な気もするのである。このところ「新しい生活を築く」為に毎日の如く自炊をしている。昼食を食べ終えて、間もなく、夕飯は何を拵えようかと、考えなくてはならない。毎日があわただしく過ぎてゆくが、庭を観ると、大分小ざっぱりしてきたので、まずまず上等なところだ・・・・。
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2015年3月18日(水)晴、暖
今日は朝より陽射しあり暖かい。ベランダにまず布団を干す。次は洗濯。次は昼食の準備をして、次は庭に出て、芝刈りばさみで、枯れて伸び切っていた芝を刈り取る。昨年はヨーコさん事件で手が回らなかった庭は、こういう風に暖かくなってくると、わびしさが募るばかりである。芝は細くなった先を頭にして、皆、横に寝ているから、熊手でもって、それを起こすようにかっぱいて、中腰で短く刈り込む。以前、木から落ちた時、歪んだ背骨は、前にかがむ姿勢を、嫌うように歪んでいるから、作業を始めると、モノの10分もしないうちに、胸のあたりが圧迫されて苦しくなる。だが、、仕事は始まったばかりだから、休んでもいられないのだ!第一、明日は「雨」と予報に出ているし、ここは今日中にお終いにしてしまいたい。来月の声を聞くと、今度は飛駒の草刈りが始まる。芝生は広い面積ではないが、入り隅、出隅が複雑に混じり、その、見切のところを、しっかり刈り込まないと、立体感が出てこないので、手間がかかる。夕暮、薄暗がりのなかで、ゴミを始末する頃には、疲労困憊に到る。
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2015年3月17日(火)快晴、暖
朝より電車に乗って、知り合いの招きで、苔の庭を見学に連れて行ってもらう。今日はお天気も申し分ない晴れ。渓流の脇にそのモスガーデンはある。一面に色々な種類の苔が見える。昨年の夏から奮闘した苔の手入れをする経験がなければ、きれいな庭だと思うばかりであったろうが、端に佇み、見渡すと、家人の努力と、愛情がこちらの気持ちを揺すらんばかりに伝わってくる。今日は貴重な経験をさせて戴いたと、天に感謝多。
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2015年3月16日(月)曇時々晴
先週同様、午前中生活指導有。今日はタケノコの料理を教えてもらう。布団干しも勧められる。大分春めいてきた。耳鼻咽喉科に出掛けるのに、織姫山経由で行ったら、途中で鶯の鳴き声が聞こえた。今回も薬を貰う。帰宅後、ヨーコさんの遺していった庭の手入れ。芝の手入れもする。晩夕、河南までそぞろに歩。
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2015年3月15日(日)曇後晴
今朝、古いドアのガラスのはめてある枠を補修する。昨日、英国シェフィールド製のみで木製の部品を拵えた。久しぶりのウッドワーキングであった。木工をやるのに、凝り性の私は、イギリスののみを買いにロンドンまで出掛けた事があった。道具を抱え帰国して家に戻り、ヨーコさんに見せると、何にも云わず「よ~くやるょ・・・・」と謂うような、侮蔑的な眼つきをされたことを今思い出した。スイスで鉋を買って来た時も同じようであった。しかし、木工というものは創作的でかつまた実用的な趣味であるから、今日も普及するばかりである。実際に、鋸と、鉋とのみを用いて、板で四角な箱を作った。出来具合は、脇に置いといて、その創作的なエネルギーが、道具の切れ味、数年かけての文献的な研究、たゆまぬ努力(主に道具を集める事)により、その成果が、具体的に結実した、目前の箱から発するオーラに目がくらみ、私は「その気になれば何でもできる」という、錯覚に陥ってしまう。以後、燃え尽き症候群のような心境になって、箱を一個作っただけであったが(今考えると、ヨーコさんの心境も理解できる)その趣味から離れてしまった。ひと山あった道具は、しまい忘れていた。随分前の話である。かれこれ20年も前の事だ・・・・。
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2015年3月14日(土)晴
朝よりローストビーフを焼く。今日は少し風もある。昼の外気温は13度。人、三々五々来。暖炉で焼くステーキの写真を撮る人も有。午後、二階の西窓より陽光が暖炉の横に差し込むようになった。お彼岸も近づいたのだ。二階はこの時期ならではの安らかな光につつまれている。帰宅前に地面の草取りをする。
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2015年3月13日(金)晴
「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」の上映が始まったので、映画を観に出掛ける。第二次大戦の、今やあまりにも有名になった、ナチスの暗号機「エニグマ」から発せられる作戦情報をイギリスの数学者達が解読する事を扱った映画。この時代の背景が、私には自家薬籠の如くになっているので、ただ推移する画面を観ているだけで、気持ちに安心感が生ずる。この時の暗号解読装置が今日のコンピュータに原点だったとは!驚くばかり・・・。
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2015年3月12日(木)晴後曇、やや風有
朝より飛駒に出掛け、昨年より乾してあるある小枝を整理して薪を拵える作業をする。きずけば、鶯の鳴き声が届く。初音だ。来客有。お花を戴く。有難きかな!