朝よりローストビーフを焼く。朝は中盤より風が出て来て、やや涼しい。時間があるので、苔周辺の草取りをする。店が早く引け、再び草取り。冷たい風が出て来て、梅の花がはらはらと地面に散る。桜花と見間違えるほどの風情である。午後、西のほうからすっきりと晴れて来て、冬の如くに透明な陽光が地面に舞う。一区切りつけて、帰宅。家の庭も残照に枯れ草が長い影をつくる。植木バサミをとり出して来て、刈り込む。植え込みの周辺に吹きだまった、落ち葉を、ポリ袋に集める。いよいよガーデニングの季節到来。イギリスの連中も引退後はバラ作りやガーデニングにもっぱら励むと謂うが、こう謂う作業は骨が折れるが、その結果がちゃんと付いてくると謂うわかりやすい趣味だから普及するのであろうとつくづく思う次第。陽が落ち、体が冷えたので、ケロシンストーブを点火。いただいたサフランでパエリャを拵え飯。愛妻の写真と対座、歓談。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。