朝より小雨が続く。今日は車愛好家40人来。貸切である。毎年今頃に来てくれるから非常に有難い。記念写真を撮る頃には、雲が薄くなり、光が差してきた。店を、若い人たちに任せて、かねてより気になっていた映画で「妻への家路」とい作品を観るために、コクーンまで出掛けた。これは中国映画で文化大革命時代を扱ったものだ。だから、1974年頃の中国の都市の様子や人々の暮らし向きの様子が沢山出てくる。私は丁度、この時代より仕事で度々中国を訪れるようになった。そして、文化大革命の終焉の瞬間をも体験した。だから、この映画の前評判を知って、個人的な理由で、ぜひとも出掛けなくてはならないと思ったのだ。ヨーコさんが生きていれば、「カッチャン!そんな無謀な事は止めてください!あとで昼間にでも電車で出掛けて観てくれば済むんだから、心配をかけるようなことは慎んでくださいな!」と小言をくらうところであるが、幸か不幸かもう居なくなってしまったから、気持ちの流れに身を任せて出掛けて来た。帰宅は11時半となる也。明日は生活指導が始まるので、早く寝なければならない。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。