風無く暖。劇的に変わった。午後、穏やかな日和にさそわれ市中の散策に出掛ける。河南に渡り空腹を覚え、吉野家に入り、すき焼きとビールを頼む。かつて、我が家のボーイたちが幼少の頃は日曜日になると、車を飛ばし銀座まで出て牛丼を食べるのが習慣になった時期があった。今を去る三十余年前の話だ。そんなことを思い浮かべながら、独酌ですき焼きを楽しむ。昔は遠くなりにけり・・・。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。