この頃、家内は連続ドラマを観ている。老輩も昼の時間に一緒に見ていたら、芝居の中でスペイン風邪の事が、事件の主題になっている。そうすると、第一次世界大戦の後で、大正10年ころの時代背景かもしれない。昔読んだ本の中で、欧州大戦に参戦する米軍団が港に集合してその中にスペイン風邪に感染した者があり、その集団の中で大流行を生じ、大変な死者が出たと謂う。一説には、戦争で生じた死者よりも,風邪で死亡した兵士が多かったということだ。日本文学関係では劇作家の島村抱月が犠牲者になった。午後より、老妻を伴い店に出掛け、明日よりの営業準備をする。風有。外為115円をつける。他、特に記す事無。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。