去年の今日は、老妻が入院した日である。その日から老輩の生活は激変、独居老人になってしまったのである。我々の世代は、自分で食事を拵える習慣は無い。そうすると、台所にはいっても、冷蔵庫をのぞいても、何がどこにあるかさっぱり解らない。老妻の入院前は、老輩が梯子を踏み外して、踵を骨折。車いすの生活をしていた。だから、平和な時を過ごせる毎日は至福の時だと思う。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。