この頃、右肩が痛み上に手が届かなくなってしまい、厚生病院の整形外来訪。先生から心当たりを尋ねられて、冬、薪割りで斧を振るい、一度大きく空振りをして、右の肩が抜けるような思いをした事を思い出し、先生に述べると、右手を取り、持ち上げるときに大きく迂回して上げることを教えて貰う。腕の四本有る腱の一本が切れているか損傷したとの事であった。手術をして直す事も出来るが、そういうのをするのはもっぱら運動家ばかりで、一般人はリハビリで改善させるものであると諭される。客観的事実が解明され合点が行く。昼に至り、森田屋にて飯。ここのチャーシューを口に含むと多幸感が五臓六腑に行き渡るような気がするのだ。夜、時刻至れば、老妻が病床より起き出して菜を拵える。こうやって、日々、食生活が改善さればそれが一番上等な人生也。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。