朝、夏子が逃げ出す也。しかし、気が弱い性質か敷地の外には、決して出ないのである。だが、犬の好きそうなハムの肉片をちらつかせたりするが、近寄ってくる夏子を取り押さえられない。仕方が無いので、玄関を開け放ちほおっておいたら座敷に戻って来て一件落着とあいなる。暮れは、何かと忙しい・・・・。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。