朝、急遽帰郷した、関西在の次男を連れ、市場を見学する。暫く店を手伝う為也。生鱈を買い、昼、ムニエルを拵えてもらい飯。午後、織姫山散歩。紅葉も佳境に入り、散策する人多し。神社では和服を着た西洋人が記念写真を撮っている。織姫神社の国際的な広報写真であろうと見ていたが、結婚式を挙げたところだと言う。驚くべし!帰宅後、読書、午睡。夜、予ねて、知り合いより招待のあった、軽音楽の夕べを聴く為に、市中に歩す。久しぶりに、レトロな音楽を聴く。ミュージシャンの中でも、シンガーは全身でもって、其の場を制する、その人間力は驚くばかり也。音楽の楽しさばかりか、もう一つ、何か、別のものを勉強させてもらった。外に出て、ふと、腕時計を見ると、まもなく12時。天空に月辰明らかなり。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。