台風23号の余波にて終日雨。極めて閑。しかし、お客様とゆっくりとお話が出来るのは別の楽しみ也。京都の桂川の氾濫が話題になった。洪水で一つ思い出したことが有る。1967年に無銭旅行の折、フィレンッエを訪れた。きっと其の以前に、サマセット・モームの紀行文を読んで啓発をされて思いついた訪問であったのかもしれないが、兎も角、詳細は忘れてしまったが、その前年に発生した、大洪水の痕を、フィ市内の石造建築物の壁に明確に認め、わが国であれば、木造住宅は流されてしまうが、異国の文明の相違を学んだ思い出が有る。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。