墓参に出掛けようと思い、裏の袋側に並ぶ桜を見ると、数輪が開いている。昨年の繁昌記を読み返すと、開花は4月2日であった。
昼、二人で「強記飯荘」にて飲茶飯。ラーメンも飯。非常に美味しい。徐さんの話によると、八角の使用を三分の一に抑えてあるという。
飲茶に馴染むようになったのは、昔新宿伊勢丹裏にある東京大飯店でワンゴンサービスの点心を食べた頃からである。
その後、香港経由で中国に通うようになり、九龍地区の喧騒の中で毎回飲茶に親しむ。米西海岸サンフランシスコに通うようになり
チャイナタウンで同様に飲茶を愛用した。あのいつも熱々の点心と小さな茶碗に入ったお茶を飲むと都会生活の中の食文化を味わって
いる事に気づき安堵する。帰宅後、午睡後読書。夕、春の空気に誘われ、市中に出て中川にて天ぬきで一献する。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。