桜の蕾を観察しながらハーベスト迄散策する。途中、新川の堤を行くと菜の花が咲き春の香りが漂い、心も身体も伸びるようであった。
しかし、到着してしばらくすると、気温上昇、セーターを脱ぎ、それでも汗をかく。帰路、なるたけ日陰を求めて帰るなり。
昼、ヒコマに出掛け、フキノトウでパスタを作り飯。春の息吹を味わえるものだ。しかし、外気温は25度を過ぎ、空気は初夏である。
夕方、帰宅して仏様の花を買いにフレッセーに寄り、帰路に向かうと冷たい風が吹いてくる。足利市役所の裏側にある栗田記念館が
取り壊されて、風景が変った。視線の先に雰囲気のある店が見えたので、ひと時を喫することにしてドアを開けると、昭和40年代の
懐かしい空気の中に取り込まれたような気分になった。店の備品といわず、装飾品までも手入れが行き届いた古色を帯び、この店の
主の、人生をあらわしているように思える。面白い体験であった。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。