冬に戻りたる如し。久しぶりに暖炉を本気で燃やした。暖かいと身体が安心する。三々五々人来。3時半の外気温は7度なり。
帰宅して、炬燵に入りしばらくすると、老妻が足が痛いと言い始める。「こんな稼業はもうイヤでござんす」と言う風なことが始まると
黙って聞き流すほか無い。ここで、一言、「こちとらも同じでござんすよ!」「始めちゃったのだから、仕舞いまでやるしかないんでござんす」
などと口応えしようものなら、40年前のことからの愚痴が始まって止まらなくなってします。だから、ここは素直に聞き流して、
一区切り付いたら、「風呂の湯をわかしておきあんしたから、一っ風呂浴びたひにゃ疲れも吹っ飛ぶていうもんで、どうぞ、お先につかって
下さいまし・・・」と下手に出ていれば、その内「あ~ァ、お陰様で極楽な思いをさせてもらったよ、お前さん!あんたも、さっさと入ってお
しまいなさいよ!」と言う風に落ち着くのであります。つらつら考えるに、少年の頃であれば、縁側の廊下に座布団をひき、綿入れを着て、膝に乗せた猫の背中をなでながら陽に当たり、うつらうつらしていても可笑しくない年頃であるからしてしかたもなし・・・・。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。
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2013年3月30日(土)曇後少雨
7時の外気温は7度。早春にもどった様で、身体の調子をとる事に骨を折る。途中から小雨模様。開店の準備をしながら、
こんな天気ではお客さんも来るまいと思いのんびり構えていたら、11時には人来。和歌山から来る好青年である。東京の所要を済ませて
寄ったと言う。有り難いではないか・・・。三々五々人来。終日暖炉の火を絶やさず暮れるなり。 -
2013年3月29日(金)曇、暖
昼前にヒコマ到着。庭の桜が咲いていた。3月中の開花は始めてである。去年の繁昌記を調べると、去年の開花は4月13日になっていた。今日から草刈も始まった。草の伸びも速いように思う。昼、ステーキの試食。午後、草刈をしていると、バンクバーに住んでいる姪が
長男を連れてた訪ねてきた。2011年3月9日に初めてご尊顔を拝し奉りしが11日の原子炉事故でカナダにあたふたと帰国してしまった。
だからもうすぐ3歳になるのであるが、ボーイにHow old are you?と問うと指を2本立てて「2 years !」と英語で答えた。ヨーコさんが尋ねると
日本語で返事がかえってくる。ボーイはまさにバイリンガル。家庭では日本語、外では英語の世界に住んでいるのだ。
夕方まで草刈。夜、例のごとく「強記飯荘」にて晩餐。 -
2013年3月28日(木)晴、暖
10時の外気温14.、5度。久しぶりに織姫山散歩をする。林のなかで鶯の鳴き声が響き渡る。桜も満開だ。山頂より足利市中を望。
冬を抜け出せたという感慨が胸中にうかぶ。帰路、柳が若葉で青くなっている。季節の移ろいの早きことに驚くこと頻りなり。 -
2013年3月27日(水)雨
渋谷に出て映画を観て帰宅。終日雨。
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2013年3月26日(火)曇
都内に孫の落ち着き先が決まり、出掛けて一晩泊る。他特に記す事無。
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2013年3月25日(月)曇後雨
久しぶりに朝寝をする。曇りである。昼、翡翠飯店にて二人で飯。雑用を片付ける。他、特に記す事無。
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2013年3月24日(日)薄曇
花冷えである。暖炉終日活躍。三々五々人来。16時の外気温は12度。室温26度。この頃は半袖にして店内を動き回る。
他、特に記す事無。 -
2013年3月23日(土)晴後曇
野原の緑いやます。昼の外気温19度なり。三々五々人来。ターシャチュダーのファンの人も來。バーモント周辺の事を話題に
会話が盛り上がる。他、特に記す事無。 -
2013年3月22日(金)晴
町の桜は咲き始めたが、ヒコマの桜はまだ咲かない。店の桜の蕾を観察しても米粒程でコレが膨らんでくるのは何時頃になるか
わからない。野原の色は大分緑になった。小さな紫色の花が咲き乱れて春の風情色濃くなってきた。周囲の雑草をとり、草刈の
準備を始める。屋外作業に最適な日和であった。薪作り少々。