終日穏やかな日和。昼、久しぶりに近所のフレンチ飯。午後、日差しを浴びながら市中散策。相生小
付近空家の多いのに驚く。夕、読書。夜、イタリアンを飯。休日を満喫。
このところ、アルジェリアの痛ましい報道が続く。僕は、あそこには行ったことがない。隣のモロッコまでだ。
確か、1966年の晩夏の頃であった。無銭旅行のようなもので、ユースホステルを泊まり歩いて国境付近まで
行ったのだ。ある夜、星の輝く大地にアフリカの青年が、火を起し、大きな油の鍋の中に
千切りのジャガイモを入れて、ポテトフライを作る。周囲の無銭旅行をする勇敢な青年達の中に混じり四方山
話。揚げたてのポテトをつまみ、スペインで手に入れた、皮袋のぶどう酒に喉を潤し、快い夜風と、「とうとう
ここまで来てしまったか!」という、自ずから生じる望郷のねん。30人ほどの若人の中にパレスティナの
青年がアラブの主張をつたない英語で弁じている。それを、カナダやアメリカ、イギリスの青年がやじる。
其の光景は半世紀近くが過ぎる今も変らない心情なのであろうか?不可解至極。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。