風邪も抜けたので、気晴らしにヒルズまで出掛け、麻布警察横の
青山ブックセンターの書棚をのぞく。昼に至り、徒歩でウエスト青山ガーデンを
訪。ニューズウイークをみながらパンケーキを飯。車を拾い渋谷東急本店下車。
ル・シネマで「危険なメソッド」を観る。舞台は1904年のチューリッヒ。
1905年は日露戦争があった明治38年であることを思い出して、脳内モード
を設定。画面にあらわれる、使い込まれたなめし革のような鈍い色を放つ
家具、生活用具。きちんとした身なりの人々が物語を演じる、安定した映画。
人間の内面を扱うアカデミズムが生まれてくる、その現場を描いた映画だ。
帰路、浅草にて例の如く鮨飯。いわしが美味しかった!終日寒。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。