朝、クロワッサン飯。米東海岸、ハリケーン被害の報有。午前中より二人で飛駒。
掃除、営業の準備。昨日渋谷で観た「桃(タオ)さんのしあわせ」の終盤に
漢詩が出て来た。その詩が非常に効果的であった。作家、作品の名前を
知りたいので、ル・シネマに訊ねると、配給会社の連絡先を紹介してもらう。
作者は晩唐の李商隠。無題。早速Webを検索。中々、艶っぽい作品だ。
無題
相見時難別亦難、東風無力百花残。
春蚕到死絲方盡、蝋炬成灰涙始乾。
暁鏡但愁雲鬢改、夜吟應覚月光寒。
蓬山此去無多路、青鳥殷勤為探看。
無題
相見る時難く別わかれるも亦難し、東風は力無く百花 残(そこなう) 。
春蚕 死に到たりて、糸方に尽き、蝋炬 灰と成り、涙 始めて乾く。
暁鏡に 但 愁 雲鬢を改め、夜に吟ず 応に覚える、月光の寒
蓬山 此より去ること多路無し、青鳥 殷勤 探り看ることう為さん。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。