7時半の外気温13.5℃。ヨーコさんは洗濯で忙しい。小生は、気晴らしに、ドライブに出掛けようと身支度を整え、
モーガンの鍵がぶら下がっている、壁のフックに手をかけようとすると、「お待ちなさい、どちらに行きなさる御つもり
ですか?」と声が掛かる。「イャサ、こんな上天気でござんょう・・・赤城山の麓あたりを、ちょいと廻ってくるつもりで
ござんす」と答えると、「そりゃ、休みの日でアリンスカラ、何をするのも主の勝手でござんすが、桜が咲いたとて
まだ春の始まり、調子に乗って、しまいに、風邪でも引かれて寝込まれたひにぁ、店が開けられなくなっちまゎぁ~」
「年寄りの冷や水たぁよく言ったもんで、それだきゃ止めておくんなさいまし」と老妻に諭され、
やむなくリムジンで出かける。
赤城の空っ風街道にて春望を得る。昼、「登利平」に飯。帰路、伊勢崎にて映画「ヘルプ」を観る。
時代は1960年代のアメリカ。舞台は、公民権運動に揺れ動くフラットな地形を持つ南部。差別に苦悩する
人々が展開するシリアスなストーリであるが、プランテーションスタイルハウス、当時のアメ車、ゴスペルソング
等、盛りだくさんの魅力的なコンテンツにより、小生の若い頃を思い出す。あの時代、平壌政府の意味合いも
今とは、大分違っていたように思う。
夜、粗食飯。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。