複雑で多様化する現代。店内は、アンティークな家具、庭には癒し度の高い空間(パワースポット)が広がっているお店です。冬は暖炉に癒されます

カフェブロッサム繫昌記

最近、ヒルズ付近の書店に立ち寄り、本を探していたら、サンフランシスコのフォトグラファーに「写真をとらせてもらえないか?」と
尋ねられた。手に持っているのは、M型ライカではないか!!「ノープロブレム!」と答えて、撮って貰いました。

ヨーコさんに見せたら、「これで、カッチャンの葬式写真が出来たと!」喜んだのでありました。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。

後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。

  • 朝、7時の外気温5℃。朝食後、ヨーコさんが「マーガレット・サッチャー」を観たいと
    言い出し、慌てて、webで検索、太田イオンに出掛ける。
    映画は、乙女時代欧州大戦を経験した事から始まる。プロットは回想録風、政界入りをして、英首相となり、国内に蔓延した「イギリス病」を荒療法で喝を入れるという風な展開。映画に見入り、当時の時代に人生を重ね合わせている自分に、気付いた次第。当時、米国に頻繁に通っていた時期で、女の首相がアルゼンチンとフォークランド諸島をめぐる戦時をかまえるという事をニュースで知り、腰を抜かす程驚いたことが思い出されます。
    その後の展開が、ご存知の通り、英国にサッチャーありという世界観が誕生したのです。彼女が痴呆症を病み混濁する日常を描く場面には、小生をして「他人ごとではない・・・。」とため息をまじえながらみいっていたのでありました。
    劇場を出て、今に至るも、あの「大きな物語」の時代の幕引きをした、実在する政治家を扱った作品故、ズッシリと重いものが余韻として残ったようだ。
    生牡蠣とシャブリで晩餐。暫し、回想に耽る。