複雑で多様化する現代。店内は、アンティークな家具、庭には癒し度の高い空間(パワースポット)が広がっているお店です。冬は暖炉に癒されます

カフェブロッサム繫昌記

最近、ヒルズ付近の書店に立ち寄り、本を探していたら、サンフランシスコのフォトグラファーに「写真をとらせてもらえないか?」と
尋ねられた。手に持っているのは、M型ライカではないか!!「ノープロブレム!」と答えて、撮って貰いました。

ヨーコさんに見せたら、「これで、カッチャンの葬式写真が出来たと!」喜んだのでありました。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。

後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。

  • 爽やかな日となる。朝、ローストビーフを焼きながら、ふと、窓より外を覗くと、10羽ほどの雉の親子が、足早に庭を横切り、ミントの茂みに集合しているではないか。足音を殺して、近寄ってみると、敵も去るもの、2㍍ほどまで近づいたと思ったら、そそくさと茂みより逃げ出し、早足で路を挟んだ隣家の畑のほうに行ってしまった。ココロなごむ風景であった。千客万来。暖炉の火と格闘しながら、過ぎた一日であった。帰宅後、街の食堂で独り飯。新聞にキューバのカストロの写真を見る。84歳とある。洒落た老眼鏡をかけた写真だ。そのメガネは余輩のものと瓜二つだ。非常に親近感が沸いてきた。思い出すに、今店でかけている老眼鏡はたしかウイーンで買ったフレームだ。大分前のことになるが、現役時代、眼鏡フレームにこだわった時代があり、オーストリアのデザインが微妙にボヘミアンでスタイリッシュなので、彼の地を訪ねるごとにオプチカルに立ち寄り、気に入ったフレームを買っていた。その後、まもなくして、日本でもアイウエアーがファッションアイテムとして欠くことのできない存在となってきたが、その頃は、余輩はすでにそんな気分を卒業してしまっていた。カストロ大将の写真のお陰で、今日は少し饒舌になってしまったが・・・。他、特に記す事無。