湿。朝小雨有。周囲の地面は雨に湿るが、大樹の元に椅子を置き、雨の降るのを眺めながら涼風を得る。多少の雨では木々は庇の作用をして雨が下に落ちてこない。その時に得る限りない安堵感は言葉に尽くすことは出来ない。この世に生を得て、過ぎること六十余年、ここに、境地をえて、将に天啓に謝する。先客万来、天に感謝多。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。