朝、ヨーコさんは「あまり、遠くへ行かない事、無駄遣いしない事!」と言い残し、飛駒へ出掛ける。余輩、10時頃織姫山散歩に出る。逆川より公園に向う坂道をづんづん登ってゆくと体が火照ってくる。山頂の眺望は芳しくない。留まらず下山す。渡良瀬川河南を歩くことを思い立ち緑橋を渡る。橋上より、白鷺数羽優雅に飛ぶ姿を見る。17~8年前にやった、現場のことを思い出し河畔を進み、工業団地付近に向う。地理も曖昧になり迷った末に現場到着。家は大事に使われているようで一安心。帰途、付近のピッツアリァに立ち寄り飯す。尚、買い物を思い出し、アピタ方面に迂回し帰宅。夕暮、鑁阿寺をぬけ中川にて和酒に喉を潤し飯。帰路、太鼓橋を渡ると、正面に本堂の古色をおびた扉が電灯に照らされて浮かび上がる。それを見ると、余輩はいつも、室町時代にタイムスリップするが如き心持になる。歩くこと3万歩余り。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。