昨日の労働の疲れもあり、寝坊をしてしまった。モーガンで飛駒に出掛ける。店の周囲は透明な光に若葉が輝き、高原にいるような、いい気分である。今日も薪作り。チエンソーで松を輪切りにしていると、松の持つ独特なあまい、いい匂いが周辺にたちむ。この匂いに誘われて、昔、ログハウスの現場管理のために、この時期になると長野県の高原で過ごしていた頃の事を思い出した。現場周辺ではいつも、このような匂いがたちこめ、色々な鳥の声がしていた。あの頃は別荘や、ペンションを建てるために、しゃにむに働いていたから、自然の風景を楽しむというような気持ちの余裕は無かった様に思う。長野県だけでもログハウスは100件以上作ったはずだ。連休が終わったら、久しぶりに、懐かしい現場を廻ってみようと思う。回想にふけりつつ、また薪割りがつづく。やがて、陽は西にまわり多幸山の上にどどまる。今日も楽しい野外活動であった。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。