午前中は独りで足利市中散歩。ヨーコさんは庭の草取りに専念する。まず、市民会館近辺より桜を見ながら、袋川堤に沿い千歳町まで歩む。この千歳町の桜は胴回りがふた抱えもある樹が、川幅いっぱいに届くような枝をのばし、立派な花を咲かせている。樹の胴体の半ばは朽ちて、満身創痍と云うべき状態にもかかわらず、隣の壮年の樹と、競うが如く立派な花を咲かせている様子に、小生は盛んなる感慨を得た。
転じて、脚を鑁阿寺に向ける。渡良瀬河畔では少年達が野球の練習をしている。ひばりが空を舞っている。土手より市中を囲む山々は春色に満ち、将に春爛漫。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。