終日曇天。厨房の窓より梅の蕾、赤くみえり。屋根の葺き替えで取り除かれた、屋根材は敷地の穴に片付けられてある。その中より、乾いた材料をいかほどか拾い、ストーブにくべるとよく燃える。その燃える炎を見ていると、言いようのない、ある種の感慨を得る。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。