ヨーコさん、宇都宮に所用の為、一緒に出掛ける。昼食にマロニエプラザ付近のピザ屋に入る。12時を回らないと言うのに、店内はすでに満席、かろうじてカウンターに座ることが出来た。前は小壁となり、手元は見えないが、青年が独り料理の下ごしらえをしている。目の届く向こうでは、使い込んだ料理服の者がガスコンロにのっている3~4枚のフライパンに具材や茹で上がった麺を放り込んで小気味よい手際で調理の繰り返しをやっている。厨房右手の石がまでは薪がちょうどよく燃えて、別の大将がピザ生地を広げ窯に入れる準備中である。大将は時々外見目をやりながら、後から来た客に断りを入れるのにも忙しい。狭い店内を包むのは心地よい活気である。焼きあがったピザは、もっちりとしたナポリスタイル。モッッァレーラチーズの風味もよく、久しぶりに美味しいものを食べた感有。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。