複雑で多様化する現代。店内は、アンティークな家具、庭には癒し度の高い空間(パワースポット)が広がっているお店です。冬は暖炉に癒されます

カフェブロッサム繫昌記

最近、ヒルズ付近の書店に立ち寄り、本を探していたら、サンフランシスコのフォトグラファーに「写真をとらせてもらえないか?」と
尋ねられた。手に持っているのは、M型ライカではないか!!「ノープロブレム!」と答えて、撮って貰いました。

ヨーコさんに見せたら、「これで、カッチャンの葬式写真が出来たと!」喜んだのでありました。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。

後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。

  • 家人、早々に昼食を済ませて「店の仕込みが沢山ある」と言いつつあたふたと店に出かけてしまう(このところお客さんも増えてきて、下ごしらえも家人が納得行くまで時間と手間を要する)。
    先週火曜日によう子さんを一人店に残し5時半頃、モーガンで東北道を飛ばしてMOVIXさいたま迄出かけ「太陽」を観た。
    大変興味深い映画であるがこの近隣のシネマコンプレックスでは上映しない(後日宇都宮では上映していると聞く)。 上映は7時半、さすが埼玉、大都会!
    席は8割がた人で埋まっていた。「この映画に関心を寄せる人、こんなに沢山いるのだ!」と驚いた(好奇心の二極分化はすでに始まっている)。
    映画の主人公は昭和天皇、時は敗戦直後より阿南陸軍大臣自決までの短いが日本の濃厚な時間を切り取った映画。
    ちなみに永井荷風は東京を焼き出されて岡山までたどり着き、そこより弟子、谷崎潤一郎の疎開先まで出向き、久しぶりに供された牛肉の美味さに感激。
    また岡山出身の内田百閒は帝都に留まり毎夜飛来する艦載機の空襲に恐怖、疲労困憊。
    また私の愛妻、よう子さんは父親の赴任先九州より「いよいよ日本が危なくなる!」というので、足利の実家に疎開する途中、神戸駅で空襲にあい戦闘機より発
    射する機関銃の弾のしたを母親に抱きかかえられ逃げ惑い、ベンチの下に身を隠し、運良く母子とも一命を取りとめたと言うような大事件のあった頃である。
    さて、映画が始まると緊張感漂う画面にいきなり引き込まれる。 場面は宮城直下の地下壕、主人公の食事シーン。
    画像は薄暗く、いやがうえにも集中緊張をしいられ「いったい何が映っているのだろう!」と目を凝らすのである。 この緊張感が映画の後半まで続く。
    主人公をはじめ、日本人俳優の演技は総じて納得の行くものであった。 この時代の映画らしい臨場感を堪能できる。
    理由は演じる俳優がやせているからである。
    余談ですが、最近の戦争映画又はその時代のそれは「もうちょっとどうにかならないのか?」という風なものが多すぎる。
    制作が決まったら取り合えず北朝鮮で半年ぐらい集団合宿(完璧なダイエットが出来る)した後、写真を撮れば素晴らしい物ができると思うのですが、私見です
    が、映画の真骨頂は製作者が観客の襟首をつかんでいきなりその場に臨席させるような雰囲気を創り出す事でその目的が達成される。
    そのことがないと観ている方は面白くない。主人公の私的生活が展開する地下壕内部の描写は納得の行くものであった。
    しかし展開が例の「マッカーサー会見」の場面になると、場面の質が激変する。 舞台装置、小道具、俳優の選び方がかなり違ってくる。
    この場面だけは興ざめであった。 映画はロシア製。 制作側の資金的問題でここまでになったのかと推測。
    今年の春であったか「ヒトラー最後の13日」を観たがその描写力はすばらしいものであった。 国力の差がここに出た。 しかし総じて大変面白く有意義な一時であった。
    帰宅は1時を回り次の日が少ししんどかったがそんな様子はおくびにも出さず、はつらつとした風に懸命に業務遂行に努めた。

  • 夏休み中,見過ごしていた畑の雑草生い茂り,早朝より草刈に追われる。この畑では
    おくらがさかんに取れるが,とうもろこしは烏にやられて全滅状態,まことに残念。
    店では,午後に入り,先日来たムート君がお仲間を連れてやってきた!聞けば梅田の
    清流で皆と水遊びをしての帰り道だという。水遊びに満足しているためか,皆おとな
    しく一時を過ごす。

  • 早朝、身支度をすませ愛車モーガンにて日光東照宮を目指した。梅田、草木ダムを越
    え所要時間1時間30分で東照宮の駐車場に到着。僕はこの東照宮が大好き。
    建物の
    四方あらゆる面を一部のすきなく飾りで覆い尽くす勢いが関東の若い息吹のみなぎり
    を感じる。見方によっては悪趣味と取られるかもしれないがその徹底した「ケバサ加
    減」が面白いところであります。例えてみるならば、昨今テレビでおなじみのD婦
    人、K姉妹、S女の如くである(ここだけの話ですが僕はK姉妹が好だつた。彼女達を
    見ると日本人の体型もりっぱになったなぁとつくづく思うのです)。
    今回は鳥居をく
    ぐり陽明門の階段したより本殿をじっくりと見つめる。門の空間に本殿の入り口と上
    にかぶさる屋根を重ねて見つめていると、このうえなくゴージャスな造形物より僕の
    五臓六腑に不思議なエネルギーが伝わってくるのです。一度、皆さんにも試さんこと
    をお勧めします。
    さて、隣の敷地には徳川家光公をまつる同様の建築群がある。東照宮は平日にもかか
    わらず観光客でごった返しているが、家光公は対照的にひっそりと静まりかえってい
    る。その静寂さがよいのです。陽明門と同じ形の門があり、色の使い方を変えている
    ので、全体の出来具合がおとなしい。控えめである。そこでも僕は陽明門どうように
    門の空間より背後に映る光景をうかがった。ここから得るエネルギーは静かに流れく
    るもの、ことばにすれば「いき」と言う言葉がてきせつであるのか・・・・。
    兎も角
    も両方の門より十分なるエネルギーをもらい心は癒されたのでありました。
    モーガンも久しぶりに走れたので満足の様子です。