日本列島を強烈な寒波が襲う。飛駒、9時の外気温は0度。地面は薄っすらと白く、風花も舞っている。昨夜、雪が降ったらしい。暖炉に薪を頻りに入れる。昼の室温は29度。こんな天気にも関わらず、三々五々人来。暖炉にあたりながら、雪景色は風流だと云う人もある・・・・。帰宅後粗食飯。食後「声」を読む。アイルランドのくミステリーだ。警察刑事モノ。小説の底流に父と子の関係性が事件とは別に描かれている。老輩も著者の描写に共感する。この作家はヨーロッパでベストセラー作家であると云う。そうすると、ヨーロッパでもテロや今日的な事象を除くと、この父と子の関係性は関心のあるテーマなのだろうと、しみじみと思う次第。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。
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2017年1月14日(土)晴後曇
今朝は10時になっても外は1度だ。風花も舞っていた。だから、暖炉に薪を入れてガンガン燃やす。昼は室温28度、外気温は5度。来店する人はあまりの温度差に驚くこと頻りである。其の内の一組の人は、暖炉が珍しいので、今度、法事で使わせてもらいたいと、予約を戴く。フォンヂュもよく出る。ニュースでは日本列島に寒波襲来と報頻り。3時の外気温は2度。
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2017年1月13日(金)晴
朝より晴れ。朝食後、陽ざしを浴び、読書。昼、粗食飯。午後、長椅子に寝転がって読書、午睡。3時半頃より雲が出て来て、陽ざしを妨げられる。炬燵の部屋に移り、読書。晩餐はヤリイカと野菜を炒め、シャルドネで飯。
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2017年1月12日(木)晴
朝より晴。布団を干す。陽の当たる長椅子で「ミレニアム4」を読み始める。昼、粗食飯。長椅子で再び読書、午睡。週ごとに陽ざしの強さが増し、季節の推移が解る所が面白い!
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2017年1月11日(水)晴、寒
朝より、自転車で飛駒に向かう。峠に差し掛かると、左脚の膝裏の痛みが現れ、仕方がないので、自転車を降りて、歩くことになった。トンネルを貫けると、トンネルの入り口左側に、白い車がボンネットを開けて止まっている。尋ねると、バッテリーが上がってエンジンが止まってしまった様だ!この付近は、電話も圏外になって、どうすることも出来ない。最寄りのスタンドまでは5キロぐらいはある。老輩は、もし、待っているのであれば、これから圏内に下っていくから、自動車修理屋さんに連絡して牽引に来てもらいましょうかと相談しているうちに、真新しいトラックに乗った若い人が、声を掛けてくれたので、その人に事後の事は任せて、坂を下り店に向かう。今日は来客無。こういう時は、早く家に戻りたくなる。まだ、日の高いうちに自転車にまたがり帰宅。この頃、報道で改元の動向が伝わってくる。陛下にはご苦労様と言いたい。晩餐で独酌をしながら、平成元年の頃を思い浮かべる。1989年1月7日が昭和の最後であったと言う。老輩はあの頃、北米の東海岸と足利をしょっちゅう往復していて、仕事人生において、猛烈な勢いで前進していた頃だ。何しろ、周りの人達がやった事が無い、事業内容に着手、詳細はアメリカの現場で勉強する必要があったので、事があるごとに東海岸に出掛けていた。夢中でしたね。なにしろ、そう云う事を把握しているのは日本人の中で自分一人だと云うような自負もあったから、面白かった。あまり最先端の事柄なので、身近に相談する友人も、先輩もいない。頼りになるのは自分の見聞と感性だけでありました。そんなところに、今度は愛妻の乳癌事件が発生したのです。結婚記念日のフレンチレストランでの晩餐の最中、ヨーコさんが「勝っちゃん!私、乳癌!。初期じゃないのよ!」老輩はこの分野は門外漢!驚いて、オロオロするばかり。今であれば「ヨーコさん!軽く言ってくれたぜ!」と言えるかも知れないが、その時は、慰める言葉もないのでありました。そして、昭和天皇のお葬式の日にヨーコさんの乳癌摘出手術行われたのだ。確かこの、1989年春には中国にも行っていた。帰国してまもなく天安門事件をテレビで知り驚いた次第。しかも、その秋にはベルリンの壁崩壊もあった。この崩壊のニュースを老輩は滞米中に出会う。ニューヨークの郊外にある古いホテルでの晩餐が済み、部屋に戻り、テレビのスイッチをいれたら崩壊の報道が流れて、あたかも、歴史的一瞬に立ち会った如くな心地がしたのを今思い出した次第。
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2017年1月10日(火)晴
晴れて穏やかな日和となり、3週間ぶりに自転車で飛駒に向かう。滑り出しは快調であったが、名草付近に差し掛かったところで、左脚、膝裏に痛みを生じ、ペダルを踏ん張る事が出来ない事態なる。しかし、ここまで来たのであるし、峠を越えれば、何とかなるであろうと、右足を頼りに、トンネルを貫け、通常より30分時間を掛けて、店に到着。お客さんの応対が済んで、帰路についたが、ここでも、朝の左脚膝裏に生じた痛みが現れ、だんだん激しくなる。幸い、須花坂を越えるまでは、下り道であるから、足をだましだまし、峠の登り口に至るも、限界を感じて、歩いて峠を越え、ようやくにして、帰宅する事が出来た次第。やはり、3週間のブランクがあり、いきなり、20キロのロードを走るのは無茶であったのかと反省する次第。帰宅後直ちに風呂に入り冷えた体を温める。粗食飯。夜、読書。昨年11月半ば頃より、読書生活がとてつもなく面白くなった。以前は、本を読んでいると、目がこそばゆくなり、長時間の読書は耐えられるものではなかったが、どういう風の吹き回しであろうか、長時間の読書に目が耐えられるようになり、毎日3~4時間の読書時間を得る。しかも、休日は午前中より深更まで本を読むことが出来るのだ!驚くべし、驚くべし!また、読み続けられる、面白い本に出会えたのが幸運なのであろうと思う。
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2017年1月9日(月)雨後晴
成人式。老輩も半世紀前に、成人式があった。あの頃は、自分の前には、膨大な時間が横たわっていているように思えて、それを、どういうふうに消化して良いか解らず、途方に暮れていた。そして、もしかしたら、将来英語は必要になるのではないかと思い、英会話を勉強し始めた。20歳になり、勢いで、「ヨーロッパ放浪旅行」という、目標をたて、それに向けて全てを捧げる。3年後それを達成できた時には、自分の人生を築く足掛かりができた様に思えた。あの時の気分は登山と同じで、足元を見詰めて重い荷物を担いで、一歩一歩進んで行くような日々であった。感慨無量也。
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2017年1月8日(日)曇後雨
この所、報道で「ブザンソン」と云う地名をよく耳にする。懐かしい響きの地名だ。昔、聞いたことのあるフランスにある山地で、しかし、そこに行ったことはないので・・・と記憶を辿っていると、スタンダールの「赤と黒」のジュリアンソレルが育った環境であることを思い出した次第。いつ読んだかは思い出せないが、深い森林を有する「ブザンソン」と云う場所が記憶に残っていたのだ。19世紀では僻地で、しかし、その頃から、パリのギャルソンを供給する土地柄であったようだ。また、パリの煙突掃除をする人たちもブザンソン出身者が多かったと云う。どこまで、自分の記憶力が頼りになるかは、この頃半信半疑なところだが、今日は「ブザンソン」を思い出して気分がスッキリした。
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2017年1月7日(土)晴、風無く暖
穏やかな日和となる。しかし、8時半、飛駒の外気温は-2度。早朝、夢の中で久しぶりに愛妻が出て来た。「勝っちゃん!元気でやってますか!」こちらは、「お陰様で生活も慣れて来ましたよ」と答え、「そちらの方は如何です?」と尋ねると、「大丈夫!何の心配もありませんよ!」と答えた様な如くだ。昼前より人来。終日暖炉で焼き物に専念する。しかし、忙しくなって、料理の配達も手伝う。階段を登る事二十数回余り。運動になった・・・・。
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2017年1月6日(金)晴
午前中、市中散歩、午後、読書。他、特に記す事無。