日一日と、僅かだが、陽射しが長く、強くなっている。冬、自転車で飛駒に通勤することは無理であろうと思っていたが、防寒対策さえしっかりしていれば何とかなるだろうと思う次第。しかし、登り道で冷たい向い風に遭遇すると、難儀する。この頃、ステーキの添え野菜に、玉ねぎを暖炉の火で炒める時がある。試食してみると、ホクホクした食感となる。この先を追求すると面白そうだ!

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。
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2017年1月24日(火)晴、寒
朝より晴。店を開ける為に、自転車で飛駒に向かう。今日は北寄りの寒風が激しい。厚手の手袋を付けていても、名草まで来ると手の感覚がなくなってしまう。ポケットに手を入れ、暫く温める。須花坂を越える時は、体が暖かくなる。店が終了して、3時の外気温は2.5度。谷間に陽射しはまだあるので、急いで谷を下る。帰宅後例によって風呂につかる。晩餐は牡蠣フライを拵え、シャルドネで飯。
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2017年1月23日(月)晴
朝、6時半頃目が覚めたが、寝床から意気上がるのが億劫で、再び寝入り9時起床。10時に自転車で飛駒に向かう。強い陽射しが背中を温めてくれる。店が済んで3時の外気温を2度。4時過ぎ帰路につく。途中、左脚裏が痛んできた・・・。谷も暗くなり、寒風降り注ぐ。上等な手袋をしていても、手がかじかんで、其の内に、感覚がなくなってくる。手に付けていた手袋は、オーロラを見るため北極圏に出掛けた時にも、使用したモノだ。犬ぞりに乗っていた時にも使用していた。其の時も、今のように感覚がなくなった覚えがない。勿論、老輩のCPUはかなり劣化しているから、その記憶は不正確化もしれないが・・・・。そんな訳で、須花坂のトンネルの手前で、自転車を降りて、手をズボンのポケットに入れて感覚を戻すまで休息する。今回は、帰宅するまで、数回休息をしたのであった。今日も、帰宅後直ちに風呂に入る。この一時は表現できない程の極楽だ。晩餐は牡蠣フライを拵え、途中で買った鮟鱇を圧力鍋でどぶ汁にして飯。
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2017年1月22日(日)晴
飛駒、9時の外気温は0度。室温10度。昼、室温28度。人、三々五々人来。帰宅後、陽の当たる長椅子に横になって読書。「ミレニアム4」を読了。このシリーズは全世界で8000万部売れていると言う。しかも、「ミレニアム4」は、最初の著者が50歳の若さで死んでしまい、別の作家が登場人物の持ち味を上手く引き継いで、小説の展開をしたものだ。量子コンピュータの話なども出て来て、楽しめるミステリー小説。50歳とは如何にも若い・・・。漱石は49歳であった。朝日新聞に入社して新聞掲載小説を始めたが、一作ごとに、胃潰瘍を悪化させたという経緯がある。この北欧作家もこんなに面白いものを書くのであるから、きっと体を使ったに違いない・・・命と引き換えの作品だ。しかし、そのお陰で、極東の片隅で生息する老輩の無聊を慰めてくれるのだから有り難い限りだ。命と引き換えと云えば、老妻も或時、「勝っちゃん!お医者さんが、大事に使えば私の体もあとちょっとは持つと言ってますよ!」と、相談したい風に言ったことがある。つまりは、老輩がお医者さんの処に出掛けて、家族の立場で話を聴けという事なのであろうが、しかし、そうなると、我等二人のライフスタイルにも関わって来ることであるから、お医者さんの話を聞く事を、先延ばしにしてしまった。今にして思えば、老妻には申し訳ないと言う気持ちになるが、しかし、あの時は、二人で忙しくして居る事に、互いの存在意義があると思っていたのであるから、それはそれで、しょうがない事なんだと思う次第。本年2017年にはミレニアムシリーズの5も発売予定だと云う。愉しみなところだ・・・。
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2017年1月21日(土)晴、暖
9時半外気温は0度。昼に至り風無く暖。この頃、陽ざしが日ごとに強くなる。昼、室温26度。終日焼き物に専念する。
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2017年1月20日(金)曇後雪
昼前より、絵が好きな仲間に誘われ、展覧会に出掛ける。会場は佐野市民会館。昼、プチボヌールにて飯。帰路、館林県立美術館に寄る。目の保養をする一日となった。
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2017年1月19日(木)曇後晴
今日は病院へ行く日だ。尿検査、血液検査とも良好との結果を得る。しかし、コレステロール値は高め推移である・・。昨夜、読んでいたミステリーの中に舌平目のムニエルの事が出て来て、病院の帰り、イオンモールでヒラメをみて、さばいて貰い、夕飯に拵えて飯。食べながら、これもバターをたっぷり使ってしまったので、検査の数値の事を思い出し反省する事頻り也。
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2017年1月18日(水)晴
風無く寒。店を開ける為に、今朝は風もない様なので、自転車で出掛ける。心配していた筋肉痛も生ぜず、無事到着。暖炉に火を入れ、間もなく、来店有。店を終えて復路、谷間の向こうに陽が没し、日陰がちの道路を走ると、冬の空気の冷たさが体に浸み込んでくる。3時の外気温は5度。帰宅後早速風呂に入る。この瞬間は極楽也。昨日、文化村の付近で、映画を観る前の腹ごしらえをする為に入った店で、灰田勝彦の歌が流れていた。「東京の屋根の下」「新雪」「野球小僧」等・・・。戦後間もなくの頃の有楽町、日比谷界隈の風景が浮かぶようだ。長崎ちゃんぽんの店で、忙しくたち働いている若い大将は長崎の出身だと言う。ぼんやりと懐かしい音楽に浸って居ると、程なく湯気を立て、美味しそうな汁たっぷりのチャンポンが出て来た。丁寧な作りで、思いのほか時間が経った様だ。映画は3時15分に始まる。今、3時5分過ぎ。目の前が劇場の入り口でもあるから、途中で残しても店を出て映画に駆け込もうと思い、箸で麺をつまんでひと啜りするとこれが「美味しい!」今まで休眠状態であったお腹が空腹であることを思い出したようだ。レンゲでスープをすくって口に含むと「誠に美味」、こうなると、体と精神は分裂状態となる。体はチャンポンを更に欲して、「麺を!スープを!」と要求する。気持ちはあと5分しかない!。劇場はエレベーターで6階まで上がらなければならないから、「もう、諦めて、店を出なければならぬ!」と命令する。しかし、体は「もっとスープを!麺を!」と要求する。スープは体に浸み入るが如く、老輩はあいだに挟まれ、錯乱状態に陥る。いつぽう、手は皿から口へとチャンポンを自動的に運んでいる・・・。汗を拭き々エレベーターに駆け込んで、劇場に到着すると、既に、予告編が始まっている。係りの人に、平身低頭して、劇場に入れさせてもらった次第。しかし、灰田勝彦「東京の屋根の下」は良かった!チャンポン旨かった!
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2017年1月17日(火)晴
午後、道玄坂のル・シネマにて「アイヒマンを追え」を観る。老輩は第二次欧州大戦時代の事象から目を離すことが出来ない。そう云う事に関心を持つ人間は、身の回りには見当たらない。しかし、映画館に出掛けてみると、年齢的にも同輩ばかりで、しかも、満席状態であるから都会の高密度というモノには、驚く次第だ!今回の映画で何よりも感激したのは映画の内容ではない。それは、準主役を演じる男優の顔が知り合いに酷似している事だ。「他人の空似」と云う諺がある。老輩も、長い人生の中で、一度や二度はそういう事を、目撃、いや体験したことがあるが、しかし、そうなると、もしかしたら、広い世間には愛妻と似た人物がいるかもしれない・・・どうなのか!声が似ているとか・・・。そう云う視点で、人の多いところに出掛けて、観察したなら、百点満点とは言わなくても、80点位な人を目撃できるかも知れない。幸運にも、そういう人を目撃する事があったならば、その時、気持ちがどう作用するかしばし思案する。夕刻、知り合いと待ち合わせて、甥の店にて、今年の挨拶を済ませ、神泉にて若人と会食して、終電に乗る。
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2017年1月16日(月)晴、寒
飛駒、3時の外気温は2度半であった。陽ざしはあれど、寒風吹き抜ける寒い日となる。無来店者。店の片づけ、清掃をしてぬくい二階の客席で読書。夕、粗食飯。