埼玉方面より、この時期になると必ず「この店でランチをとる」という人来。もう、6年になると言う。有り難いではないか!一方では、十数年ぶりに訪れたと言う婦人も来。其の時は、我が家のビーグル犬「サーヤ」も、健在であった時代だ。三々五々人来。今日は久し振りに、薪割をする。斧を振るうこと百数十余回・・・。今週の薪はどうやら間に合うようになった。帰宅後、夕方の日差しを浴び暫し読書。小説というモノは、最初の数ページを読んでいくうちに、ぐっと著者の描き出す世界に引き込まれていく瞬間はたとえようのない快楽だと思う。あれは、今から40年程前の事であろうか、フレディリック・フォーサイスの「ジャッカルの日」を読み始めた時の興奮は,、今でも忘れらてない。最初の数行で一気にその世界に引きずり込まれて、読み終えた時は、夜が明けていた。当時はまだ、中国や韓国関係の仕事であったが、ヨーロッパの国々の街角の魅力、例えば、チューリッヒの街の描き方、プラハの街、パリのサンジェルマン通りの様子、著者はこのような目で見て、描いたのだというような事が、ヨーロッパによく出掛けるようになって旅の味わいの一興になる事もあり、海外作家のものにのめり込んでいった時期があった。しかし、ここしばらく、フォーサイスのような作家が出現しないのは残念でならない・・・・・。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。
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2017年2月3日(金)晴、寒風強
午前中、耳鼻咽喉科にて耳の消毒。2週間後にもう一度検査をするという。午後、ガラス越しの日差しを浴びて読書。冬至の頃よりも陽ざしは強まり、足元がポカポカして睡魔が襲い暫く寝入る。店に寒ブリのアラが出ていたので、ブリのあら汁と拵え、目光の唐揚げで晩餐とする。
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2017年2月2日(木)晴、寒風
朝より寒風吹く。今日は耳鼻咽喉科で鼓膜にチューブを入れ、耳の聞こえを良くしてもらう日だ。無事に手術も終わり、受付で、支払いをしているときに、女優の宮沢りえさんが出ていた映画の銭湯がすぐ近くなので、その時の事を尋ねると、「あの時は近所中大騒ぎで、先生も診療を中止して、皆で外に出て撮影の様子を見ていた!」という話で盛り上がった。明日も消毒の為に予約する。午後、長椅子に横臥して、図書館で借りた「カメのスローワルツ」を読み始める。モロッコのカサブランカ生まれの女性が著者。ミステリー小説だ。この頃は、近所の書店に出掛けても、実用書の類が多くて、読み応えのある、書物に遭遇する事が難しい・・・。その点、図書館は小説の類が沢山揃っているから便利だ。あまり、最新の書籍は置いていないけれど、老輩は既に、時間は超越してしまっているところがあるから、物語が面白ければそれで充分。カサブランカ!1966年、ヨーロッパ放浪の旅の末、ジブラルタル海峡をモロッコに渡り、カサブランカで数日過ごした。田舎育ちの青年にとってはエキゾチシズム満載の街であった。スペイン語、フランス語が通じる街だった。小説の舞台はパリの街で、、昨日まではストックホルムを舞台とする小説にどっぷりと漬かっていたのだから、頭の切り替えが必要になってくる。まだ、初めの処しか読んでないので何とも言えないが、パリの街が出てくると青春時代、三週間程、パリのアパルトマンで生活をした思い出とともに、街を楽しむ一興がある。長椅子の足元に陽が差しなんとこ心地が良い。知らないうちに寝込んで仕舞った。夕、鯛のアラが店に出ていたので、買い求め、潮汁を拵える。ネットで作り方で、上手に出来た!仕上げに、生姜とネギを風味にすると、上等な潮汁に仕上がったので、愛妻の位牌の前にも供する。存命中は、二人の結婚記念日であるから、いつも、ささやかに祝っていたが・・・・。愛妻は先に逝ってしまったから、独りで祝うのも何だか気が引けるのだ。こういうのはどうしたらいいのだろうとつくづくと思う次第也。
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2017年2月1日(水)薄曇
風が無いので、自転車で飛駒に向かう。11時をまわり間もなく、栃木より来客あり。暖炉の前に席を造り対応。アウトレットモールに出掛けてきたので、寄ったという都内からの人も来。陽のあるうちに帰路につく。
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2017年1月31日(火)晴、風有
朝より風有て寒。首に襟巻をグルグルやって、自転車で飛駒に向かう。昨日とはうってかわり寒さ戻る。西寄りの寒風だ。しかし、この所、脚の筋肉も少し鍛えられてきているから、アゲンストの風に逆らい突き進むのだ。難所も無事通過。1時間半で店に到着する。間もなくして、人来。フォンヂュ、エスカルゴを供する。グローバルな人文科学な方面に博学な紳士で、話がとても面白い。こういう人とも遭遇出来るから、店の仕事は面白い!風が強くなるといけないので、陽ざしのあるうちに退散!今日で、一月もお終いだ。耳はトラブル続きであるが、目のほうは読書にも耐えられるので、有り難い限りだ。近いうちに「う」でもって、栄養補給を心掛けたい。
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2017年1月30日(月)晴
朝より晴、暖。9時半自転車で飛駒に向かう。陽ざしは遮るもの無く、風も吹かない。途中の田園風景は将に春の如し。ラジオでは現在の関東地方は4月中旬の陽気だと云う。11時前に無事店に到着。昼の外気温は17度。今日は、埼玉方面より、デジタルなライカを持って訪れる紳士が居る。現役時代は老輩同様、貿易をやっていたと言う。外国為替の事なども交えて、暫く歓談。やはり、埼玉県からドライブしてきたと謂うカップルも来。この店に来るのが唯一の目的であると言う。有り難いではないか!今日は、帰宅途中、耳鼻咽喉科訪。この頃、耳の聞こえ具合がおかしいので先生に診てもらったが、昨年の2月に鼓膜に施して貰ったチューブ周辺の状態が、難聴の原因であると云う。月一位でメンテナンスをする事を老輩は忘れてしまっていたのだ・・・。今週末チューブを入れてもらう予約をする。耳も大事な機関であるから、大切にしようとおもう。そうでなくとも、老輩は、人の話は聴かないという傾向にあるのだから、人の声はしっかりと聞こえるようにしたい。夕、粗食飯。かくの如くして、晩冬の一日は過ぎゆく。
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2017年1月29日(日)曇後晴
昨日に続き暖。今年の1月は2日から、スゥエーデン作家の「ミレニアム」シリーズに魅了され、シリーズを全部読むことに明け暮れした。この推理モノを始めて読んだのは2008年の暮れで、「ドラゴンタトゥーの女」というサブタイトルが付いていたようにおもった。パソコンを操り企業の極秘情報を盗み出すことにたけたハッカー、企業の不正を暴くジャーナリスト、元ソビエトの高級情報将校、インターネットの世界観・・検札、警察という組織の人々の活動・・・・・、そう云うモノが複合的に重なり合って事件が解決に向かい、更に、別の事件が起こる。初版を読んだ後、大分ブランクがあったが、ふとしたはずみで、読みだしたら止まらないミステリー小説だ。今年はシリーズの5が出版予定だと云う。愉しみなところだ。
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2017年1月28日(土)晴
風無く暖。飛駒は晴天だ。丸岩岳の白いものも消えている。春の兆しであろうか。梅の蕾も紅色に膨らむ。早速犬連れのお客さんが、庭先に席を取り、恵まれた陽ざしのもと団欒。まさに、店のあるべき風景だ。終日焼き物に専念する。帰宅途中、美味しそうなイワシを買い、ソテーにしてシャルドネで飯。
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2017年1月27日(金)晴、暖
晴れて東風有り。終日休息。他、特に記す事無。
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2017年1月26日(木)晴
起床の折、愛妻の夢を見ていたことを思い出す。今日は、世が世であれば、老妻の誕生日であった!思わず合掌。上天気なので布団を干す。午後、長椅子に横臥し、読書。晩餐は牡蠣フライを拵え、シャルドネで飯。他、特に記す事無。